平成25年2月9日 「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」  日本の総理大臣が安部さんに交代し、期待感が大きいのか、円安株高の傾向になってきよるけんど、お隣の韓国でも、新しく朴槿惠が大統領になるんな。新大統領の父君は、日本の陸軍士官学校の卒業生でもあり、親日家の朴正熙やったけん、日韓関係が一時のように良好になることを期待するわなあ。  そういえば、半年前の秋に韓国に行った時、現地のバスガイドから聞いた話やけんど、朴正熙大統領時代、ソウルと釜山の間に高速道路を通し、北との有事の際には、飛行機を飛ばせる滑走路にも転用できるものにしようとしたらしいんじゃ。ドイツのアウトバーンを真似てのことらしいけど、その用地買収が僅か半年で完了したということに驚いた次第じゃわよ。  もし、日本だったなら買収に何十年かかるだろうかな。パパは、日本から一緒に行った友達と、ほんな話をしよったんじょ。  みんなで半ば自虐ネタ的に、「ほら30年はかかるわな。」「ほんで、その道は曲がりくねって飛行機が飛ぶことは無理だろうな。」 「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードだろうな。」  みんな、苦笑いしたけんど、暫くして冷静に考えると背筋が凍るような気がしたんじょ。  日本は、他国と陸続きでのうてよかったなあ。ほんでも、ちょびっとは、日本の安全保障問題も考えんとあかんだろうな。ラーメンを食べてから考えることにしよう。

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過去の一言 1

ラーメンパパこと 辺見 明正

 

平成25年1月3
「初日の出」の巻

 いろんなことがあった平成24年に別れを告げて、平成25年に「よろしく」って挨拶しようと、初日の出を拝むことにしたんじょ。

 パパと同期の主席卒業生と一緒に、南阿波サンラインっていう東海岸で、真っ赤な大きな太陽に向かって、「世界平和と五穀豊穣」を願って拝んだんじょ。何か物凄く崇高な気持ちになったわよ。

 南阿波サンラインは、背面の西側が険しい山に遮られ、東南の方の海に向かって開けたところなんじょ。紀伊水道から太平洋が一望できる、ほんまに風光明媚なところなんじょ。

 その時、パパと同期の主席卒業生が言うたんじょ。

 「日の出がこんなに綺麗なんだったら、水平線に沈む夕陽も同じくらい綺麗だろうなあ。夕方、もう一回ここに来て、沈む夕陽を見てみたいもんじゃなあ。」

 そういえば、この場所の朝日の美しさは、いろんな評判を聞くけど、夕陽の美しさは、一度も聞いたことがないなあ。流石、主席卒業生は、目の付け所が違うなあ。鋭いわ。

 さあ、今年も一言、喋りまくるけんな。

 嗚呼! ハフハフの幸せ。

平成24年12月1
「ハンバーグカツ定食」の巻

 今から20年前のバブル時代。パパが東京へ出張した時のことなんじょ。

 当時、食べ物屋は、大阪では、まず、はずれはないけんど、東京では、運が悪ければ全くはずれの店に入ってしまうことがあった時代なんよ。もちろんレベルの高い店もあるけんど、値段だけが、東京の土地代に相応しく高く、味のレベルは、それに追いついていない店も相当数あるのが東京の現実だったんじょ。

 そして、パパが昼食に入った店は、正にその典型だった。普通の喫茶店が、ランチメニューを提供している店で、食後のコーヒーが100円で飲めると書いてあったんじょ。

 これはラッキーと思って、ランチメニューを選ぶことにしたんじょ。メニューは3種類で値段は、どれでも650円。海老フライ定食と、豚しょうが焼定食、そしてハンバーグカツ定食だった。

 パパは、このハンバーグカツ定食に、ビビっと反抗してしもうたんじょ。ほだって、他のふたつは単品なのに、これだけは、ハンバーグとカツの2種類が付いているんじゃもん。同じ値段なら、絶対にお買い得に違いない。

 ルンルン気分で待っている間、先にオーダーしたお客さんに、料理が運ばれている。圧倒的に、豚しょうが焼定食が多い。東京の人は、肉じゃがでも豚肉を使うというから、余程、豚肉が好きなんじゃなあ。ほなけんど、なんで、お得なハンバーグ&カツ定食にせんのだろうな。

 待つこと約5分。やっとパパにも運ばれてきた。「ハンバーグカツ定食お待たせしました。」

 パパは、お皿を見た。そこには、平らなコロッケらしきものが1ヶだけチョコンと乗っていた。                                            「あのう、ハンバーグカツ定食を頼んだんじゃけんど。」

 ウエイトレス曰く。「これがハンバーグカツ定食ですよ。」

 パパは尋ねた。「これは、どうみてもコロッケ、百歩譲ってもメンチカツにしか見ええへんのじゃけんど。」

 ほしたらウエイトレス、「ハンバーグカツとは、ハンバーグをカツにしたものです。メンチカツとも言いますね。」

 ガ~ン。確かに、メニューには、ハンバーグカツとあり、ハンバーグ・カツとも、ハンバーグ&カツとも書いていない。パパの早合点だったんか。

 ほんなら、ハンバーグカツではなく、ちゃんとメンチカツと書いておけよな。

 嗚呼!

平成24年9月29
「Wの悲劇」の巻

先日、友人の子弟の結婚披露宴があって、パパも招待されたんじょ。

おめでたい席は久しぶりだったけん、パパは、「プラスの波動」をもらおうと、喜び勇んで出席したわよ。

 披露宴に相応しい服装は、と考えた時、最近の若い人はダークスーツやタキシードの人が増えてきたけんど、ここはやっぱり、オーソドックスに、黒のダブルの略礼服かなあ。

 そして、パパは愕然とした。

 仕事が忙しかったんで、披露宴の前夜になって、衣装合わせをしてみたんじょ。ほしたらどうで。服のサイズがいつの間にか、小さくなっとうでないで。

Oh may God !

 が~ん。ほんでも今からは間に合わん。ダブルのシングルユースで出席するしかないなあ。ついでにズボンもキツキツ。まさか、明日、正座のシーンはないわなあ。さらに、白のワイシャツの襟ボタンを締めたら、送り襟締めではないか。柔道はロンドンだけにしといてほしいわ。

 日頃の不摂生のつけとは言え、少しばかり悲しくなってきた。

 ほんま、ダブルの悲劇とは、このことじゃ。

 よし、明日の披露宴、そして二次会が終わったら、あさってから、真剣にダイエットしょうや。

 Rome was not built in a day.

平成24年8月6
「矛盾の話」

 先日、某テレビを見ていたら、日本の地方の山村のレポートをしとったんじょ。

 この地方は極めて高齢化・過疎化の進んだ地域で、未だに、囲炉裏やかまどがあったり、萱葺き屋根あったりする民家で、レポーターがそこで一泊体験のレポートをするというもんだったんじょ・。

 裏の畑で取れた作物を食べたり、棚田での農作業を体験するシーンがあったわよ。TV局特有の、ディレクターの予め想定されたストーリーに沿ってデフォルメされた内容ではあったが、パパには、子供の頃、徳島の西部の農村地帯にも、こんな萱葺きの家が、結構あったけん、大体の暮らしのイメージは掴めるわよ。

 あの頃に比べたtら、今の暮らしは、ほんまに便利になったというのが正直な実感じゃわよ。

 ほなけんど、そのレポーターときたら、私こそ日本の知性ですと言わんばかりの顔で、「失われてしまった日本の原風景は残してもらいたいものですね。」と言っておったんじょ。

 ほら、都会から、たまに山村の限界集落にやってきて、2~3日生活するには楽しいかもしれんけど、ずっとここで生活する年寄りの気持ちにもなってみろ、と言いたかったんは、パパだけではないと思うんじょ。

 そう言えば、ガラパゴスはじめ、世界の秘境の自然を守りましょうと言っている連中が、そこに入っていくことで、その自然を壊しているらしい。

  全く世の中、矛盾が多いわなあ。

  ラーメンを食べて、ハッピーになろう。嗚呼! ハフハフの幸せ。

                                    by 韓非子パパ

 

平成24年6月19
「未だ我、木鶏たりえず」

 先日、京都大学名誉教授の講演会を聞く機会があった。現在の日本の混迷の原因と、その解決策という内容だったが、歴史、宗教、社会、国際比較、憲法、法制度、経済価値観、安全保障等からの実に精緻な分析で、感銘を受けたんよ。

 大切なのは国としてのアイデンティティー、理念の明確化と共感、ということだったんじょ。ドラッカーへの再評価以後、経営で言われているミッションの明文化と同じじゃなあ。

 講演会の後のパーティーでは、友人と、その分析の深さ、鋭さについて驚嘆し合っとたんよ。「マスコミのような皮相な分析と、偏狭な価値観に基づく論理展開とは、レベルが全く違うなあ」と、つい口に出そうになったんじゃけんど、すぐ横に、新聞社とTV局の人間がおったけん、流石に発言するのは控えたんじょ。

 最近、何の分野でも、ちょびっとだけ勉強して、いっぱしの専門家気取りで嬉しげに、文章をブログ等に書いたり、素人がTVのコメンテーターとして発言して天下に大恥をさらしたりするのをよく見るけれども、やっぱり、生兵法は大怪我の元と思ったわ。本物のプロの前では、すぐに馬脚を露してしまうわな。

 そういえば、数年前、グルメで有名な林屋こぶ平が、鮨に凝っていた頃の苦い思い出を雑誌に書いていたなあ。

 こぶ平が友人と一緒に銀座の鮨屋のカウンターで、あれこれと生半可な薀蓄を語りながら鮨をオーダーしていたら、真隣の席の初老の紳士が、玉子焼と海老、ヒカリモノを注文したらしい。こぶ平は、なんだ、この素人の爺さんは、玉子や海老のような子供が食べるようなものを注文して、と思ったらしい。

 一度、顔を見てやれと、横を見た瞬間、震え上がったらしい。そこには、江戸文化研究の世界ではかなり名の知られた、鮨通としても高名な粋人が座っていた。その粋人は、「若いもの、寿司というものは。そんなにしていただくもんじゃないぞ。」ということを、口で教えるのではなく、自然に諭そうとしていたのだろうと思ったということだった。.

 こぶ平は、一瞬にして、自分の浅はかさに赤面して、以後、生半可な知識で薀蓄を語ることをやめたらしい。

 語らずに背中で教えた「粋人」も偉いけど、それを悟ったこぶ平も偉いなあ。こんな成熟した精神を持った大人ばかりの世界なら、物事は全て上手くいくだろうな。

 考えてみたら、パパも、最近、本業以外のことで、評論家みたいに、人のことを批判したり、人にケチを付けてばかりしていたたような気がするわ。マイナス波動ばかり出しとったような気がするわよ。

 しかもその論拠たるや、素人の浅はかさの典型。 生兵法は大怪我の元。  嗚呼! 恥ずかしい、恥ずかしい。

 未だ、我、木鶏たりえず。

                            by   双葉パパ