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海外編

海外編

平成25年2月9日
「韓国編 ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」

 
日本の総理大臣が安部さんに交代し、期待感が大きいのか、円安株高の傾向になってきている。

 お隣の韓国でも、新しく朴槿惠が大統領になる。新大統領の父君は、日本の陸軍士官学校の卒業生
でもあり、親日家の朴正熙だったので、日韓関係が一時のように良好になることを期待するなあ。

 まあ、内政が悪くなれば、反日で国民のフラストレーションを発散させるというお決まりの手法を使う
かもしれないけど。

 そういえば、半年前の秋に韓国に行った時、現地のバスガイドから聞いた話がある。

 朴正熙大統領時代、ソウルと釜山の間に高速道路を通し、北との有事の際には、飛行機を飛ばせる
滑走路にも転用できるものにしようとしたらしい。
 ドイツのアウトバーンを真似てのことらしいけど、その用地買収が僅か半年で完了したということに驚
いた。


 もし、日本だったなら買収に何十年かかるだろうかな。

 日本から一緒に行った友達と、そんな話をしていた。

 みんなで半ば自虐ネタ的に、
 「そら、30年はかかるかな。」

 「そして、その道は曲がりくねって飛行機が飛ぶことは無理だろうな。」 

 「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードだろうな。」

 みんな、苦笑いしたけど、暫くして冷静に考えると背筋が凍るような気がした。

 日本は、他国と陸続きでなくてよかったなあ。

 でも、少しは、日本の安全保障問題も考えなければならないだろうな。

 ソウルでカクテキを食べながら、そう思った。
 



平成24年1月10日
「日本人であることを実感した時」

 自分が日本人であることを意識することは滅多にないが、海外に行った時に、,少しだけ意識すること
がある。

  今から20数年前、約2週間のアメリカ流通セミナーに参加した。これが、中西部で話題になりかけて
いた「ウオールマート」を中心に見学するものだった。

 セントルイス、カンサスシティ、シンシナティ、etcと、ほとんど日本人のいない地域ばかり。

 当然、日本食どころかチャイニーズさえ無い土地柄。10日を過ぎた頃には、無性に日本食が恋しくな
った。

  そんな時、一緒に参加していたメンバーが、唐突に喋り出した。
 「ここから、砂漠を車で2時間走ったら、日系人の経営するレストランがあるらしい。そこでは、レストラン
用の高級日本食でなくて、家庭料理のような日本食を出すらしい。」 

  皆が、注目し始めた。

 「炊きたての白いご飯に、かつおの出汁がプ~ンと香るわかめの味噌汁、お新香まで提供するらしい。

 さらに一品には、出汁巻き玉子か冷奴がチョイス出来るらしい。それと、ご飯はおかわり自由だって。」 

 皆がごくりと唾を飲む。 

 「そして、メインの焼きたてのサンマが出てきて、その上におろし大根をかけて、上から醤油をかけると、
ジューッていう音までするくらい熱々なのだ。オプションだけど、この熱々さんまに上から搾るスダチまで
あるのだ。」  
  
 皆、よだれを垂らし始めた。 
                                  
 「よし、2時間くらいなら、割り勘で車をチャーターして皆で行こう。」  
 「行こう行こう。」 
 「絶対に行こう。エイエイオー!」 
 と、歓喜の声が上がった。

 いい加減話が盛り上がったところで、その男曰く。 
   
 「ここは中西部の砂漠のど真ん中だぞ。そんなものあるわけないだろうが。ジョーク、ジョーク。」

 「・・・・・・・・・・・・・・・」

 その後、その男がどんな扱いを受けたかは、想像に難くない。

 それから3日後、帰国の途に着くために、ロサンゼルスへ到着した。皆、一目散にファーストフードの
「うどん」へと走った。おそらく、メキシコ人のアルバイトが作った、十分に茹で戻されていない、不自然に
固いうどんではあったが、皆、むしゃぶりついていた。

 皆、やっぱり日本人なんだなあ、と思った次第。

 嗚呼! ハフハフの幸せ。


平成23年11月1日
「ハワイの時間のセンス」の巻

 何年振りかでハワイに行ってきた。本当にノンビリできるところなのだなあ。

 お決まりの観光コースの後の3日目、やっと自由行動になったので、ホノルルのしゃぶしゃぶに行った。
ウエイトレスは全員、アジア系で着物姿だったけど、日本語は少し苦手のようだった。何か違和感を感
じたのだ。

 そして、そこで、日本では考えられないようなシーンを体験することになった。

 事前にコース料理を予約していたので、でメニュー選びはなかった。そこですぐにビールを注文したの
だが、これが中々来ない。
 料理を食べ初めて5分位してから、やっと持ってきた。

 当然、ビールの次のオーダー、焼酎はオーダーしてから10分以上経ってからしか来ない。一時が万事、
こんな、のんびりした調子だった。

 そうか、相手がそうなら、こっちにも考えがある。

 そうだ。お替りの分も最初から一緒にまとめて頼めばいいんだ。

 そこで、「焼酎3杯お願い。」と頼んだ。一緒にいた友人も同じように、「焼酎2杯」と頼んだのだ。

 案の定、焼酎は中々来なかった。その内、料理もラストに近づき、デザートのチョイスを聞きに来てくれ
ると同時に、今頃になって、焼酎が、合せて5杯やってきた。

 「ええ加減にしろよ。」と言いたくなったけど、ここは世界でも最もノンビリしたハワイ。
 日本式の方が、少しばかり、せっかちなのかなあ、と思い直した次第なのだ。

 でも、肉は結構な量があって、美味しかったなあ。

 嗚呼! ハフハフの幸せ。


平成23年4月30日
「オール・ジャパン」の巻

 今回の東日本大震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた
方々に、心からお見舞い申し上げます。

 先週、福島県相馬市で、勝手にボランティア活動に行き、支援物資を届け、餅つきをしてきたけど、
みんな、喜んでくれたと思う。

 その時に思ったけど、避難所では、極限状態に近い精神状態であるにもかかわらず、統制と秩序が
保たれていたのを見て、本当に驚いた。東北人のメンタリティーは、噂通り、忍耐強いなあ、と心から
思った。

 外国での報道でも、日本人の道徳規範の高さや、忍耐力の強さに、驚嘆・賞賛の声が上がっている
けれど、正に同感なのだ。
 そして、次から次へとボランティアの人達が訪れていた。義援金も、かなりの金額が集まっていると言う。

 これが外国人には理解できない「オール・ジャパン」の精神かもしれないなあ。見方を変えたら、ある種
の外国人(特に近隣2ケ国)にとっては、オール・ジャパンのセンスは、自国を脅かすものと映るかもしれ
ない。

 何とか、このセンスをぶち壊そうと、反日教育とかメンタリティを壊すため、いろんな理由をつけて教科書
への干渉をするのは自然な動きなのかもしれない。


 オール・ジャパンと言えば、30人の団体で20年前にアメリカに行った時のことを思い出した。
   
 レストランでの夕食時に、10人づつ、3テーブルに別れて座った。食事メニューは、前もって全員同じもの
を予約していた
 が、飲み物だけは、各自好きなものを注文して、各自で個別に支払い、ということだった。

 ウエイトレスが飲み物だけのオーダーを聞きにきた。

 隣のテーブルでは、

 [ユー?」 「ビアー・プリーズ」  
  
 「ユー?」「ティー・プリーズ」 「ビアー・プリーズ」  

 「ユー?」 「ビアー・プリーズ」

 一人づつ聞いて、お金の受け渡しをしていた。面倒くさいし、時間がかかる下手なやり方だなあと思った。
もっとテキパキやれよ。

 そこで一計を案じた。

 ウチのテーブルの10人は、全員アルコール大好き人間だったので全員の分をまとめて注文しよう、という
ことで話がまとまった。一人2本づつのビール、ということで、先に2本分の5ドルづつ、10人分を集めて50ドル
にして、ウエイトレスが来るのを待っていた。

 やっと、ウエイトレスがやって来て聞いた。

 「ユー?」

 「20ビアーズ・プリーズ」

 ウエイトレスは聞き返した。 

 「20ビアーズ? ユー?」

 「イエ~ス・オフコース」

 目が点になったウエイトレス。 

 「ユー・アー・クレイジー!」

 ああ、そうか、ここは個人主義の国アメリカ。 
 日本人なら誰でも分かる、テーブルでまとめて何本、というセンスはアメリカ人には通用しないのかなあ。


 平成22年8月28日
「香港・マカオ紀行」の巻 

 超円高の今、親友7人で、香港・マカオに行こうという話が出来た。
 
 気心知れた親友ばっかりなので、事前打ち合わせも順調に進んだのだが、一つだけ、意見の合わない
ところがあった。

 それは、マカオと香港の間の高速船が、物凄く揺れるので、乗り物酔いするメンバーには無理があるので
コースを変更しようと、阿部君が主張して譲らない。

 侃侃諤諤の議論の末、多数決で、ベースキャンプをマカオにして、高速船に乗って日帰りで香港に行こう
ということに決まった。
 阿部君は、かなり不服そうだった。

 マカオではカジノで、少しだけプラスを出し、その資金で香港の中華料理を満喫しようということになった。

 さて、問題の高速船は、ほとんど揺れずに、無事香港に着いた。

 皆が一斉に、阿部君に対して、「大したことないではないか。」と呆れた眼差しを向けた。

 市内観光をして、夕食は中華料理の宴。まずはビールでのどを潤して、次は紹興酒と思いオーダーしよう
としたら、なんと、メニューに載っていない。不思議に思い、ガイドに説明を求めたら、香港では上海と異なり、
殆ど紹興酒は飲まないとのこと。

 そう言えば、昼に見学したデパートでも、やたらワインが陳列され、紹興酒はなかったな。日本でも「ところ
変われば云々」なのだから、ずっと広い中国では、当然かもしれないなあ。

 料理は、海鮮を中心に、かなり美味しかった。本場はやっぱりレベルが違うのだ。美味しいものを食べたら、
幸せな気分になるなあ。


 カジノで負け、高速船の件では皆に悪口を言われ、大好きな紹興酒が飲めなかった阿部君は、かなり
ご機嫌斜めだったけど、残りのメンバーは本当に楽しませてもらって、気分は最高!

 宴を終えて、ベースキャンプのマカオに向けて、最終の高速船で出発進行! 楽しかったことをワイワイ
ガヤガヤと盛り上がったいたけど、阿部君だけは、相変わらず、ご機嫌斜めだった。

 その時だった。高速船が急に大きく揺れだしたのだ。その大きな揺れは、1回や2回でなく、断続的に続い
た。

 メンバーの中には気分が悪くなる奴もいた。

 嗚呼、楽しかったことが台無しになるかも。

 そしたなんと、さっきまでいじけて、元気のなかった阿部君の顔が、みるみるうちに嬉しそうにニコニコして
きたではないか。

 そして、誇らしげに元気良~く一言。

 「ね、僕の言った通りでしょ。」

 嗚呼! ハフハフの幸せ


平成22年3月29日
「アメリカでの失敗談 VOL1」の巻 

 アメリカ流通事情セミナーに参加した。

 到着した日の夕食はステーキ。
 その巨大サイズと値段の安さにはたまげた。だって、夕食代はツアー料金に含まれているのだから。

 That hit the spot. I'm so full.

 翌日は、終日、見学に出かけるので、朝のうちに夕食を予約するシステム。 ビーフとチキンのチョイスだっ
た。
どっちでも値段は一緒。
 
 その時、思った。
 ビーフが、あんな凄い量なんだから、同じ値段でチキンなら丸々1匹、ひょっとしたら2匹出るかも。

 当然、チョイスはチキンだった。

 そして本番。先に巨大なビーフが運ばれていく。  

 Not big, but huge!
 
 唖然とするボリュームなのだ。これはチキンはかなり期待大なり。

 そしてチキンが来た。 

 そして、一瞬凍った。

 何なのだ、このジャパニーズ・サイズは?


 状況を理解するのに時間は必要なかった。

 アメリカではビーフは日本と比べて滅茶苦茶安いけど、チキンは、日本とあまり変わらないのだ。

 嗚呼! 


「アメリカでの失敗談 VOL2」の巻 

 アメリカ流通事情セミナーも終盤。

 流石に肉系の連チャンには辟易としてきた。

 あっさり醤油ラーメンか、うどんが食べたいけど、此処はアメリカ中西部ミズーリー。 そんなもの、あるわけ
ない。

 ところが、見学に行ったショッピングセンターにチャイニーズレストランを発見。

 Heaven helps those who help themselves!

 自由行動時間があまりないため全力疾走で向かった。なにせアメリカのショッピングセンターは滅茶苦茶、
広いのだ。

 ところで、ラーメンって英語で何て言うのだろう。
 あれ?たしかヌードルのはず。

 2杯くらい食べてやれと思い、ヌードル欄にあった五種類のメニューのうち二つをオーダーした。

 オーダー品が来るまでの時間の、それはそれは長かったこと。

 My order has not come yet.

 そしてヌードルが来た。 またもや一瞬凍った。

 何なのだ、これは焼そばじゃないか。ラーメンじゃないぞ。


 その時、思い出した。ラーメンは英語でスープヌードルだった。でも、集合時間までの時間がない。こんな
広いところ、日本語が全く通用しないところに、一人残されたらえらいことだ。

 Oh  my God!

2013-12-03 11:08:50

グルメ紀行   |  コメント(0)

 

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