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国内編

国内編

平成25年8月10日
「ラーメン紀行・鹿児島」の巻
 桜島の白煙と錦江湾の絶景が素晴らしい、薩摩鹿児島に行ってきたのだ。

 城山で西郷さん最期の地を訪れ、島津別邸を見に行ったけんど、さすが77万石の大名は、ちと違うなあ。
こんな凄いのは、御三家尾張名古屋の宝物殿以来なのだ。
 鎖国時代から密貿易で国力を高めていた往時が偲ばれるなあ。

 ただ、中国からのPM2.5で、街全体にベールがかかっていたのには閉口した。

 その後、薩摩揚工場での試食と見学、焼酎工場での試飲と見学をした。焼酎工場では足元がふらつくくら
い、いろいろと試したのだ。勿論、ちゃんと、購入もして宅急便で徳島まで送った。

 翌日は、知覧の武家屋敷を見てから、陸軍の特攻隊記念館を訪れた。それはそれは、涙なしでは見学でき
なかった。

 沖縄決戦に向かって飛び立った若い隊員の遺書を読んで、その精神の崇高さに、思わず落涙してしまった。
あんな真似は、生半可は覚悟では出来ないなあ。

 敬礼!

 そして、その晩、鹿児島の夜の街に友達5人と繰り出した。
 目的の1番は、本場の焼酎、そして2番目は鹿児島の郷土料理。

 徳島では聞いたことない銘柄の焼酎がいっぱい置いてあったけど、あまりに多すぎてチョイス出来なかった。

   それで、店の仲居さんに任せたら、これが本当に美味しかった。やっぱり地元の人に選んでもらうのが一番。

 ガイドブックのお薦めや、観光客受けを狙うたもんを選ぶよりも、地元の人の評判、何でもこれが一番正しい
情報のようなのだ。

 だけど、コース料理の中で、刺身醤油が異常に甘かったけど、これは鹿児島風の醤油らしい。それ以外は
充分料理を堪能した。中でも地鶏と、きびなごが格別美味しかったなあ。

 食事の後は勿論2次会。焼酎バーに入った。そこでも絶品の芋焼酎を心ゆくまで味わったのだ。

 そして、〆はやっぱりラーメン。鹿児島ラーメンの店に行ったのだ。九州だから、博多や熊本と同じように、
豚骨の効いた、かなり濃い目の味だろうと予測していたら、これが何と、あっさり系だったのだ。

 確かにベースは豚骨と思うけど、あんまり豚骨っぽさを出していないスッキリ系だった。麺は、かなり白い、
かん水の濃度が低めのもののような気がした。

 もうひとつ、驚いたのは、ご飯を頼んでいないのに、漬物がついていることだった。
 ご飯が欲しくなったけど、ラーメンがあっさり系だったので、まあいいかと思って、ご飯は頼まなかった。

 あれって思ったけど、翌日、鹿児島空港で食べた鹿児島ラーメンも、あっさり系だったので、やはり、これ
が鹿児島のスタンダードなんだんあ。これは意外だったなあ。

 「じゃっどん、オイは、こげんあっさりとは、思いもうはんかったでごわす。」 これが本音なのだ。

 ところ変われば云々。 日本は狭いようで広いなあ。


平成24年12月1日
「ハンバーグカツ定食」の巻
 今から20年前のバブル時代。パパが東京へ出張した時のこと。

 当時、食べ物屋は、大阪では、まず、はずれはないけんど、東京では、運が悪ければ全くはずれの店に入
ってしまうことがあった時代なのだ。

 もちろんレベルの高い店もあるけど、値段だけが、東京の土地代に相応しく高く、味のレベルは、それに全
く追いついていない店も相当数あるのが東京の現実だったのだ。

 そして、たまたま昼食に入った店は、正にその典型だった。普通の喫茶店が、ランチメニューを提供している
店で、食後のコーヒーが100円で飲めると書いてあった。

 これはラッキーと思って、ランチメニューを選ぶことにした。メニューは3種類で値段は、どれでも650円。海老
フライ定食と、豚しょうが焼定食、そしてハンバーグカツ定食だった。

 このハンバーグカツ定食に、ビビっと反抗してしまった。

 だって、他のふたつは単品なのに、これだけは、ハンバーグとカツの2種類が付いているではないか。同じ
値段なら、絶対にお買い得に違いない。

 ルンルン気分で待っている間、先にオーダーしたお客さんに、料理が運ばれている。圧倒的に、豚しょうが焼
定食が多い。東京の人は、肉じゃがでも豚肉を使うというから、余程、豚肉が好きなのだなあ。

 でも、なんで、お得なハンバーグ&カツ定食にしないのだろうな。

 待つこと約5分。やっと運ばれてきた。「ハンバーグカツ定食お待たせしました。」

 お皿を見た。そこには、平らなコロッケらしきものが1ヶだけチョコンと乗っていた。 
                                           
 「あのう、ハンバーグカツ定食を頼んだのだけど。」

 ウエイトレス曰く。
 「これがハンバーグカツ定食ですよ。」

 「これは、どう見てもコロッケ、百歩譲ってもメンチカツにしか見えないのだけど。」

 そしたらウエイトレス曰く。
 「ハンバーグカツとは、ハンバーグをカツにしたものです。メンチカツとも言いますね。」

 ガ~ン。確かに、メニューには、ハンバーグカツとあり、ハンバーグ・カツとも、ハンバーグ&カツとも書いてい
ない。

 嗚呼、早合点だったのか。

 それなら、ハンバーグカツではなく、ちゃんとメンチカツと書いておけよな。
 





平成22年11月15日
「京都紀行」の巻 

 勉強会のメンバー10人で京都へ行ってきたのだ。名刹、名庭園を見学し、今流行りの龍馬ゆかりの名跡を訪
ねた。

 夕食は、お小遣いを貯めて、少し贅沢な料理を食べようということで、祇園のHANA吉兆へ行った。

 さすがに嵐山の吉兆は少し贅沢過ぎるということで、今回はパス。それでも、期待は膨らむばかり。

 .「お越しやす。」という京都弁を聞いて気分は最高。

 料理はコース料理なのだ。それはそれは、松茸等の高級食材をふんだんに使った最高レベル。これを、おそら
く一流の食器で食べる。お酒も洛中にただ1軒だけ残る老舗のものを満喫した。

 大満足して気分までリッチになった。やはり日本の最高峰は、少し違うな。

 さて、食事の後は、先斗町を通り抜け、鴨川沿いを散歩。少し雰囲気のいいワインバーで二次会。リッチな時間
を過ごせたのだ。

 ところが、二次会が終わってから、いつもの癖で、自分の意志とは関係なしに、自然に足がホテルでなくて、ラー
メン店の方へと向かってしまったのだ。周りには、パパと同じ本能も持つメンバーが3人程、着いてきていた。

 看板には京都ラーメン、と書いてあった。みんな迷わず大盛りをオーダー。

 そして、ラーメンが運ばれてきた時、酔った頭が全てを思い出した。

 そうだ。京都ラーメンは、久留米ラーメンと並んで、濃厚な味がウリのラーメンだった。

 メンバーも、京都ラーメンというからお茶漬けがわりの和風のあっさりラーメンを期待していたようだった。
 これで、全てが台無し。ラーメンはラーメンで単独で食べるべきだった。最後の詰めで失敗してしまった。

 「画竜点晴を欠く」 「高名の木登り」 とはこのことなのだ。

 嗚呼、 ハフハフの幸せ。


平成22年10月19日
「山陰温泉紀行」の巻 
 少しだけ涼しく秋らしくなってきたので、気心知れたメンバー4人で、島根県の玉造温泉に行ってきた。
 旅館に着いてからは、プールのような広い露天風呂に入り、気分は最高だったよ。

 そして、いよいよメインイベントの蟹三昧の食事タイム。運ばれてきた皿を見て大満足。どこを見ても、蟹、蟹、
蟹、正に蟹のてんこ盛りだった。

 徳島で友達と一緒に、限られた量の蟹を食べる時には、ひたすら蟹の身を取るのに必死になって一言もしゃ
べらず、会話ゼロ状態のことが多かったけど、これだけの量の蟹が目の前にあれば、ゆっくりと焦らずに、会話
を楽しみながら食べられのだ。

 良い酒、良い料理、良い会話の三拍子が揃い、至福の時を過ごせたのだ。
 やっぱり、本場日本海の蟹は美味しいと思った。

 その時だった。友人が、仲居さんに質問した。「こんな大きな爪の蟹、あんまり見たことがない。やっぱり本場
のものは違うのかなあ。」

 それを聞いた仲居さんが一言、

 「お客さん、お目が高いですね。この蟹は本場カナダ産です。」

 嗚呼


平成22年7月12日
「ラーメン紀行・沖縄」の巻 

 九州のはるか南の地、沖縄に行ってきた。

 大東亜戦争末期、日本で唯一の地上戦となった激戦の地。米軍の「鉄の雨」のような艦砲射撃の凄まじさ
や、断崖絶壁まで追い詰める残酷なモップアップ作戦への徹底抗戦。

 日本海軍大田司令官に最後の通信として、「沖縄県民、かく戦えり、後に格別のご高配を」 と、海軍次官宛
に打電せしめた沖縄の奮闘と悲惨さに熱いものを感じたわよ。不覚にも思わず落涙してしまった。

 平和祈念公園、ひめゆりの塔、司令部跡で慰霊を済ませ、目的の沖縄そばを食べに行ったのだ。

 太い麺に、ぶ厚い豚バラ肉のトッピング、豚骨のわりには意外にあっさりしたスープ。いわゆる一般的ラーメン
とは少しジャンルが違うような気がした。

 話は変わるけど、沖縄県民の気丈ぶりに感心したエピソードを紹介しよう。現地のガイドから聞いた話なんだ
けど。

 それは、92歳のお婆さんが、家に侵入してきた猛毒のハブをハエ叩きで、撃退したっていう話なのだ。

 これって、凄いことだと思う。92才のお婆さんなのだ。なんと気丈なことだろう。

 あんたがた、万一、ハブとや遭遇したら、どうする。 凍ってしまうかもしれないなあ。

 そこで提案。

 「お前は毒を持っているのか?」とハブに聞いてみるのだ。

 そしたら、ハブは、こう答えるかもな。

 「イエス アイ ハブ」


平成22年1月16日
「ラーメン紀行・博多」の巻

 九州は博多に博多ラーメンを食べに行ってきた。

 札幌での苦い体験を反省し、今回は、少々荒っぽく感じる九州弁が聞こえてくる店を探した。やっぱり、地元
の人に人気のある店こそ本物の店、研究に値する店だと信じて疑わない。

 金曜の夜だということもあり、どの店も結構、込んでいた。
 「○○とねん。」 「○○じゃなかと。」
 よし、九州弁に間違いなか。

 白くて濃い豚骨スープに、極細麺、チャーシューとネギ、きくらげがトッピングされていた。紅しょうがとゴマが
自由に入れられるようになっていた。
 これは、かなりのレベル。特にスープは絶品だと思った。スープを全部飲み干して幸せな気分になってきた。
 嗚呼、ハフハフの幸せ。

 その時だった。隣の客が替え玉を頼んだのだ。メニューには替え玉130円と書いてあった。

 よし、同じように替え玉を頼もう。

 「すいません。こっちも替え玉お願いします。」

 すると、店の人が呆れ顔で一言。

 「お客さん、スープが残っとらんとよ。」

 嗚呼。




平成21年11月20日
「ラーメン紀行・札幌」の巻 
 北海道に札幌ラーメンを食べに行ってきた。
ガイドブックに載った観光客相手の店でなく、地元の人が並んでいるような店を探したのだ。

 やっぱり地元の人に人気のある店こそ本物の店、研究に値する店だと思う。
 寒い寒い、すすきの界隈を歩きまくって、やっと、行列の出来とる店を見つけることが出来た。 ラッキー。
 「昭和31年創業の店」という看板も気に入ったのだ。
店もお客さんでごったがえしていた。

 「この店で一番売れているラーメンを頂戴。」とオーダーしたのだ。

 一番人気の黒味噌ラーメンはかなりのレベル、美味しい!と思うとともに、幸せな気分になってきた。

  嗚呼 ハフハフの幸せ。

 その時だった。
 奥の大テーブルの10人位のグループ客が、食べ終えて帰ろうとした時だった。

  全員が、大きな声で「結構いけまっせ。」「美味しいやんか。」「なんぼかいな?」「割り勘でええやろ。」
と、見事な大阪弁で喋ってくれたのだ。

  嗚呼。



 

2013-12-03 10:04:27

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